心筋梗塞の前兆

#13 草津温泉の旅 パート2

2日目の朝、早速露天風呂へ。

その日は晴れていて気持ち良かった。

温泉で温まり、涼しい風を感じながらおしゃべりしていた。

青空を見上げ、景色に感動し、あったか~い、うわ〜気持ちいいね〜〜ん〜〜〜。

温泉で幸せを感じる時は、日本人で良かった〜と感じる瞬間でもある。

旅館での時間もあっという間に過ぎ、退室する時間がきた。

 

旅館内のお土産屋さんに、川沿いにお地蔵さんが立ってる絵がありかわいかったから記念に購入した。

 

旅館からいざ出発。

楽しい楽しい観光の時間だ✧◝(⁰▿⁰)◜✧

草津で有名なイベント。

「草津いいとこめんそーれー」

温泉の湯をバタバタさせるイベント。

女性たちが歌いながら板をバタバタされてた。

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散歩しながらお店を見てまわり、足湯もたくさんあったから通りすがりに入りまくってみた。

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色んな足湯があり楽しかった。

 

草津はガラスも有名みたいで、ガラスでできたフクロウの置物も買った。

 

 

旅行はお財布がゆるむ(⁠ ⁠ꈍ⁠ᴗ⁠ꈍ⁠)

2日目も草津を満喫し、帰る前にお土産を大量買いする時がやってきた。

いとこが沖縄に帰るから持たせるやつと、夫と友だちへのお土産を選ぶ。

旅行の中でもお土産を選んでいる時はすごく楽しい(≧▽≦)

 

ちょっと脱線する。

数々の伝説を残した友人、「このP」

今は北海道に帰ってなかなか会えなくなってしまったこのP。

大好きな友だちのひとり。

看護大学時代に出会い、学年はひとつ上だった。

同じ寮に住んでいて、一緒にお風呂でワイワイしていた頃が懐かしい。

 

このPは人見知りで、日本人だけどうまく日本語が話せないような感じ。明るくて純粋で、私が出会った中でいちばんの天然ボケだ。

そんなこのPが、学生時代に残した伝説をひとつ話したい。

 

『見ざる聞かざる言わざる』

このPが家族旅行で栃木の日光東照宮に向かっていた時のお話。

このPは東照宮に近づくにつれて猿の匂いがしてきたんだって。

妹にも、「ん〜〜〜。野生の匂いがしてきたね〜(*´ω`*)」と。

妹は、このPが何を言ってるのか分からないのがいつものことだったからスルー。

けど相手にされないこのPは諦めなかった。

このP「ねぇ、野生の匂いしない? もう近い気がする。けど猿がまだ見えないねー。なんでだろ。警戒心強いのかな?」と自分の思いを妹に訴えた。

 

皆さん、お分かりいただけただろうか。

このPの頭の中は『見ざる聞かざる言わざる』じゃなかった。

東照宮には野生の猿がいると思っていたようだ。彼女は当時大学生。

私は聞いた。

私「じゃあ何の猿だと思ってたの?」

このP「きかざるは木にいる猿で、いわざるは岩にいる猿? みざるは木の実ばかり食べる猿?いや、みざるは分かんない。」

 

oh〜このP、、、

私に文章力と表現力があればこのPのアホさをちゃんと伝えられるのに、、もどかしい。

それを聞いたときお腹を抱えて笑った。涙が出るほど笑ってお腹が痛くなって苦しかったのを覚えている。

このPは飽きない。

いつだって愛すべきぶっ飛び少女であり、私の大切な友だちだ。

 

話を戻そう。

このP夫妻にもお土産を買い、帰ることに。

また遊びに来るねー!!と草津温泉に別れを告げ、レンタカーに乗り込んだ。

よく遊んでくたくただ。

 

帰りの運転は交換ばんこしようと話してたけど、いとこが助手席で気持ち良さそうに寝ていたからそのまま寝かせることにした。

草津温泉から帰り、夫君、黒猫太郎、柴犬マン、柴犬ガール、ただいまー╰(*´︶`*)╯

 

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あっという間にいとこが帰る日がきた。

バイバイする時はいつも寂しくなる。

次はいつ会えるかな。

夫と2人で横浜駅のバスターミナルまでいとこを見送りに。

横浜駅を歩いている時、突然胸にガンッ!という衝撃のような感覚が襲った。

初めてだった。

どんどんひどくなる。もう歩けない。息もできてるかできてないのか分からない。

熱い。胸が焼けるような苦しいような痛いような。

何がおこったの?

 

2021年5月3日、急性心筋梗塞で倒れるまでのカウントダウンが始まった。

 

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