前回記事 #117 不本意な退職
病気を受け入れ、療養に集中することにしてから毎日せっせと心臓の形態機能と病気について勉強を始めた。
主に心筋梗塞と狭心症について学びを深めた(`・ω・´)
そんな中、狭心症の症状は明らかに悪くなっていて思うように動けなかったり集中し続けることが難しかった。
4月はじめにきた胸痛発作のダメージが大きかったみたいಥ‿ಥ
家事やウォーキングをやろうとしたら動悸が始まった。
親友たちと再会
3月に親友のキキが千葉の新築に引っ越したから、リリもみんなで集まって新築祝いしようということになっていた。
みんなで公園。子どもたちも楽しそう
向かって左がリリ。右がキキ。(大っきい2人の方)

キキとリリが夕飯の用意してくれてる。(左がリリ。右がキキ)
リリの子どもとじゃれながら休息。可愛いくて私の心臓も喜んでた。
親友3家族と集まってワイワイするのはすごく楽しくて愛しくて幸せな時間だった。
大学時代は、3人は寮生活していて生活も学校もずっと一緒で苦楽を共にした仲だ。
今も支えになってくれる存在で、2人には心から感謝している。
今回、心配して色々言葉をかけてきてくれた2人の思いをスルーして言うこと聞いてこなかったことを特大の大反省(*^。^*)
再会中、循環器疾患の患者指導に慣れているリリからビシっと言ってもらえて自覚する助けになった。
「チチ、座って!」
「チチ、休んで!寝て!」
「チチ、動かないで!抱っこしないで!」
私はついつい動きたくなるタイプで、皿が残ってたら洗いたくなるし、ゴミが落ちてたら掃除したくなるし、可愛い子に上目遣いで見られたら抱っこしたくなる。
今までなら良かったかもしれないけど、その時の私の状態は、ワイワイしているその場にいるだけでも心臓に負担がかかってたから、リリの言う通り、静かにしとく必要があった。
今だから言えるけど、あの時動悸があったことは内緒にしてた。みんなと同じ部屋で一緒にいたかったから黙ってた。
(あの時はゴメンナサイ(・∀・))
リリからの助言
それぞれが栃木と千葉と神奈川に離ればなれになり、日常に戻った。
私の活動レベルは落ちたままだった。
そこで、いつも困った時は3人のグループLINEに助けを求めるのだけど、その時もそうした。
以下、患者教育に慣れてるリリの表現が素晴らしく分かりやすいからそのまま載せよう(*^^)v
心臓病の人には参考になると思う(✯ᴗ✯)
親友同士の心臓リハビリ
2022年4月
リリ「ウォーキングお疲れさま! ちなみにどんな道をどのくらい歩いたの?」
私「平坦な川沿いを30分くらい。歩き始め動悸がしたから、ゆっくり歩いた。時々苦しいような痛みがある。そういう時は安静にしてたらいい?」
リリ「歩き始めて動悸があったらその時点で運動に適した状態ではないので休んでリターンしてきてくださーい!」
私「えー!!マジンガーかよ。。。」
リリ「チチは家事だけでも動悸がする状態なので、ウォーキングはしない方がいいと思いまーす!」
私「えーーーーー!!!」
リリ「活動範囲は狭く、症状なく過ごせたら広げていきましょうー!
ずっと家にいるのも精神的に疲れると思うので、もちろんウォーキングが絶対ダメではないです!
ウォーキングは1人で行ってるの?
もっと辛口に言いたいレベルや。(リリは普段からオブラートに言葉を表現する)」
私「なるほどそうか。分かった。守る。ウォーキングは1人で行ってる。ヘルプカードと手帳は持ち歩いてる。辛口お願いします!」
リリ「レッドカードやーーー!!1人で行って倒れたら誰に助けてもらうんやー!」
私「通行人(゚∀゚)!」
リリ「症状ある時点で気付いてくれ。チチの心臓さんつらいよ~!って言ってるぜ。ウォーキングはのっぽ(私の夫)と行くって決めて。1人で行かないで。」
私「えーえーえーどうしよどうしよーえーえーえー!
分かった。もう1人で行かない。のっぽと行く!」
リリ「のっぽと行くときも、動悸があったら落ち着くまで止まって休んで。落ち着いたら最短距離でゆっくり帰ってきて。」
私「そういうレベルなのか、、、(チチショック)
分かりました看護師さん❤️」
キキ登場「看護師さんさすが」
私「動悸がきたら休む!ね。」
リリ「そうだよー。つらいよーって心臓が言ってると思って!
もうチチだけの心臓じゃないさ!みんなの心臓だと思って!」
私「分かった。心臓からのダイレクトメッセージ。みんなの心臓だね。優しくしてあげよう。」
リリ「チチの心臓がバタンキューしたらイヤだから、ほんと、よろしくお願いします!!!」
私「分かった。(病後初。素直に耳を傾けている)」
リリ「あと気になったのは過食! どんだけ塩分気をつけてても、食べた量が多ければ塩分とってるからなー!
朝昼晩ご飯食べて、おやつの時間を決めよう。」
私「ギクッ! そうそう食べ過ぎなのは気になってた。」
リリ「太ってると心負荷かかるでっ!(チチ1年で12kg太ったって噂)
チチ、おやつ大好きな私でもびっくりするくらいおやつ食べてた!(笑)」
私「テヘペロ」
リリ「チチ、家にいると何かしなきゃ気が済まないタイプよね。
本読もう! 映画見よう!」
私「分かってらっしゃる!さすが私の看護師さん! 分かった。読書と映画ね。そうする!
昨日はリリの助言通り、朝昼夕に分けて家事したんだけど、動悸とか苦しいような痛みがあったりして心配になった。
この前の胸痛発作から症状が悪くなってるのが分かる。」
リリ「家事とかのっぽの休みの日に一緒にやろーよー!だめかなー? 掃除するの好きだから気持ちは分かるけど! チチの症状聞いててこわいよー。」
私「そうそう掃除好き。気持ちいい。 リリがこわいならやめといた方がいいね。 分かった。1人でいる時は家事しない。」
リリ「掃除してると落ち着くし、綺麗な部屋だと気持ちもいい。そんなに掃除しなくていいよって言われるけどやりたい。」
私「わーかーるー」
リリ「チチの気持ち分かるけど、心臓が心配だからほんと掃除はほどほどにお願いします。」
私「分かった!ほどほどに過ごす。無理のレベルの認識が違ってた。ありがとうね。」
リリ「今日みたいな天気のいい日はとくに掃除したい衝動がっ!!(笑)」
私「わーかーるー(笑)」
リリ「楽しいよね!掃除終わった後の達成感とかね!」
私「そうなんだよね。そうそうそうそう!(笑)」
リリ「なんかいい過ごし方思いついたらLINEするぜ! そろそろ怪獣2匹(元気な子ども達)が幼稚園から帰ってくるから戦ってくるぜ。」
私「うんありがとう。読書と映画を満喫する。怪獣たちによろしく❤️」
キキ登場「携帯ゲームをオススメする。何か楽しいの見つけたら??なんか3人とかでできるやつないかなー。」
親友
以上が、循環器病棟経験のある看護師リリから私のレベルに合った優しいリハビリ指導と、時々キキ(・∀・)
親友ってありがたい。
一緒に考えてくれるし、聞いてくれるし、寄り添ってくれる。
時には言いにくいことも言ってくれて、
今相手は何を必要としてるかな?って想像して言葉を選んでくれたり、
優しくて、温かくて、愛情に満ちてる。
このリハビリのお話が、誰かの参考になれば嬉しいです(*^▽^*)

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