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前回は、親友のリリからの患者教育を詳しく載せた。
今回は、リリが循環器病棟で勤務していた頃に使っていた患者教育の資料を一部抜粋して伝えよう(^_^)/
私のひとり言付きだぜ(*^^)v
私は2022年の4月にリリからこの資料をもらったんだけど、「入院中看護師から何も聞かなかったからリハビリについてリリ教えて」ってお願いしてた。
今初めて打ち明けるんだけど、私は入院中がっつり患者教育を受けてたようで、たくさんの資料がクローゼットにしまってあった。
しかもクオリティーも素晴らしい。
退院して1年以上経ってから気付いてしまった。
「看護師だから分かるだろうと思って患者教育されなかったのかな。」ってリリとキキが心配してて、私も、「そうだったんだろうなー。」って呑気に答えてたけどそんなことはない。
しっかり疾患についてや日常生活の注意点、リハビリについて等退院後の生活に困らないだけの資料をくれてた。
病院の方々、リリちゃんキキちゃんごめんなさい_| ̄|○
だがしかし弁明させていただくとね、心停止の後、低体温療法といって体温を下げて脳を保護する治療をした影響で、倒れた時の前後2週間くらい記憶がほとんどなくて。
断片的というか脳内で写真がチカチカしてるようなイメージで、患者教育された場面も、退院後資料を片付けた記憶もないの(´・ω・`)
一応、退院後に退院祝いでケーキ2個食べた記憶はしっかり残ってる。
食事と入浴と便通
食事
高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満は動脈硬化を促進します。
また、塩分の摂り過ぎは体内に水分をため込み、心臓に負担をかけてしまいます。
★1日3食きちんと食べる。
体の状態を安定させるために3食きちんと食べることは大切です。食事によって、生活リズムも規則正しいものにできるでしょう。
➡空腹もストレスになる。
★減塩
病院食の薄味を自宅でも継続させましょう。
➡1日に摂取する塩分量は医師の指示を守ろう。
減塩調味料やレモン等の酸味、ダシをうまく使うこともひとつの工夫です。
★低脂肪、低コレステロール
一般に成人の場合、脂質は1日のエネルギー所要量のうちの20〜25%が望ましいと言われています。脂質の摂取量を減らすことは、肥満の予防と解消にもつながります。コレステロールを低下させる効果のある植物性食品や青魚等を多く摂るようにしましょう。
➡私はよくサラダにオリーブオイルをかけて食べてる。
★食物繊維を摂る
食物繊維にはコレステロールの吸収を抑える効果があります。また、よく噛むことで満腹感が得られ、食べ過ぎの予防にもなります。
〈野菜や果物の1日の摂取量の目安〉
野菜 : 350g 2鉢程度
海藻・きのこ・こんにゃく類 : 取混ぜて50g
果物 : 100〜200g(リンゴ1/2程度)
※穀類では白米より玄米、白パンよりもライ麦パンといったように精製されていないものの方が食物繊維を多く含んでいます。
★ビタミン、ミネラルを摂る
体の生理機能に関わるビタミン、ミネラルを豊富に含む緑黄色野菜、海藻類などは意識的に摂取するようにしましょう。
★適切なエネルギーを摂る
肥満は動脈硬化を促進させるだけでなく、心臓にも負担をかけます。医師や栄養士より決められたエネルギー量を守りましょう。
➡耳が痛いぜ。
適正エネルギー量=標準体重×25〜30kcal
嗜好品
★アルコールはやめるのが基本
少量のお酒であれば、精神的な緊張を和らげ、ストレスの解消にも良いと言われています。飲酒量については医師と相談し、飲み過ぎには注意しましょう。
➡そうだそうだー!
★コーヒー、紅茶、緑茶
カフェインは心臓を興奮させる働きがあります。しかし、適量は心身をリラックスさせる効果もありますので、1日に1〜2杯程度であれば飲んでもかまいません。
➡私はコーヒーを1日4杯飲んでて狭心症症状が出たりしてたから、ノンカフェインコーヒーに変えた。
入浴
①脱衣所や浴室を温めておく
➡私はシャワーを先に出しといて湯気が出てから浴室に入る。シャワーが終わったら、浴室で体を拭いて上着を着てから脱衣所に出る。それからパンティとズボンを履く。そうすると気温差をあまり感じなくて我ながらナイス工夫。
②お湯は40〜41℃のぬるめにしましょう。
➡私は状態が不安定だから、冬の今も湯船につからない。
③空腹時や食後、運動後は避けましょう。
➡食後最低30分経ってから、動いた後は休憩してから入ってる。シャワーの前後はゆっくりのんびりするようにしている。
④足のほうから腹部、肩、手と徐々に体全体にシャワーでお湯をかけてから湯船に入り、心臓への負担を少なくするように半身浴が良いでしょう。
➡湯船につかるのは心臓より下の位置がベスト。
⑤湯船に入っている時間は10分程度にしましょう。
➡そうしよう。
⑥リリちゃんメモ。
➡前かがみで髪洗うと心臓に負担がかかる。
便通
便をする時のいきみは、血圧を上昇させ、心臓に負担をかけます。
➡心破裂した人もいる。いきむのはやめた方がいい。本当に危険。
水分を控えている人は、便秘に気をつけましょう。
便通を良くするために・・・
①便意の有無にかかわらず、時間を決めてトイレに行く週間をつけましょう。
②起床後、コップ一杯の水や牛乳を飲みましょう。
※冷水は胸痛発作を誘発させる恐れがあるので避けましょう。
➡私は起床後にお白湯を飲んでる。内服薬もお白湯で。就寝前もお白湯飲んで体を温めてからベッドに入るのもGood。
③ヘソを中心にして「 の」の字マッサージをしましょう。
➡これよく効く。私はよくやってる。
④繊維の多い野菜や海藻類を摂りましょう。
➡私はもずく、わかめをよく摂る。時間短縮のため、カット野菜を買ってサラダにしてる。キャベツ多め。(作るの私じゃないけどಡ ͜ ʖ ಡ)
⑤リリちゃんメモ
➡冬場、部屋やトイレの温度差があると血圧上昇したり心臓に負担をかけるから、暖房・服で調整して。
➡➡さすが私のパーソナル看護師、細かいとこまで気を配ってくれるのよ。
日常生活の注意点
運動について
一度閉塞してしまった血管は元には戻りませんが、少しずつ運動することにより閉塞した血管の代わりとなる細い新しい血管ができてきます。
運動は、血管を強くし、血管が破れることを防ぐ役割があります。運動は生涯にわたって必要なものなので、退院後の運動療法も重要になってきます。
運動の強さとしては有酸素運動が望ましいとされています。すなわち、軽く息がはずむ程度の運動の強さです。
過度の運動は心臓への負担となるため、運動の程度を医師・理学療法士に確認しましょう。
二重負荷について
ひとつひとつの動作(食事をする、排便をする、入浴するなど)だけでも心臓に負担がかかります。これらの動作を続けて行い、心臓に大きな負担をかける状態を二重負荷といいます。
ひとつの動作を行った後は、30分程度休んで、その後に次の動作を行うようにし、二重負荷を避けるようにしましょう。
➡これはリリちゃんから口酸っぱく言われた。
➡お皿洗ったら休む。洗濯物したら休む。一度に全部掃除しないで、今日はキッチン、明日は玄関、とか分けてやる。散歩したら休む。ひとつひとつの動作の後は休む。
夫婦生活
性生活は一般的に、一時的な急激な運動と同等に考えられています。胸痛、動悸、息切れを感じない程度にしましょう。性交中や直後に症状が持続するようであれば、出来るだけ早く医師に相談してください。
➡腹上死は急激な興奮で起こっている。夫婦で慣れた人との性生活は良しでも、浮気して興奮し過ぎたりしたら命取りになったりする。
ストレス
精神的・肉体的ストレスがかかると、血液中のコレステロールが上昇して動脈硬化が進行しやすくなり、また血中の交感神経ホルモンが増え、血圧が上昇するため、心筋梗塞の引き金となります。
『焦らず、怒らない』という精神で、のんびりと着実な生活リズムをつくることが大切です。
➡今はほとんど怒らなくなったけど、病気した後怒ってしまった時に動悸がすることがあった。強いストレスを感じた直後に胸痛発作も何度かきたから、本当にストレスには気をつけた方がいい。
➡胸痛とか狭心症症状の胸部圧迫感とか絞扼感って、心臓発作だからね。救急車呼ぶの遅くなった時に救急医にそう注意された。症状を我慢してたら命取りになるよって伝えたかったと思われる。
ストレスについては他の記事でもっと詳しく書いてあるよ(^_^)b
おわりに
心臓病の優先順位は運動>食事>薬物
動くことで心臓を鍛えられる。
運動と食事で血管を健康に保てる。
薬を使うことでこれらの補助をする。
簡単に言えばこんな感じかな!(^^)/
以前の記事でも書いたけど、同じ病気でも症状や重症度も違うし、胸痛発作を誘発する原因も人によって違う。
私の場合は「ストレス」と「疲れ過ぎ」で胸痛発作がくるから特に気をつけてるけど、飲酒で発作がくる人もいる。
あとタバコは全員ダメ。心臓病の人はタバコ絶対ダメ。因果関係がはっきりしてるヨ(`・ω・´)
1秒でも元気に長く生きたいからさ!
家族や友だちともっと一緒にいたいし、もっとたくさん思い出が欲しいし残したい。
回復したらまた看護師やりたい。
そのためには日常生活に気をつけて、毎日のリハビリをやっていくしかない。
制限はあるけど、今自分にできることに集中して、自分に優しく、人に感謝をすることで穏やかで楽しいリハビリ生活になると思う(*´∀`*)
あ。心臓にも感謝を忘れずね。
慈しみ、胸をなでながら、「いつもありがとね」って伝えよう(^o^)/
柴柴キッズとひと休み中のチチ
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