前回記事
入院の次の日の2月14日の朝、心臓カテーテル検査をすることになった。
私が気になったのは、痛いのかどうか。
看護師に聞いてみたら、「麻酔するので痛くはないけど、カテーテル検査の後は皆さん痛いって言いますね」って返事だった。
よし。心の準備オッケイ(・_・)v
運転手付き病院用リムジンに乗り、心臓カテーテル検査室へ向かった。
ドキドキ。。。ドキドキ。。。
アタシナーバス。
カテーテル室に着くとニコニコした優しそうなエキスパート看護師が迎えてくれた。
アタシ歓迎されてる?
嬉しい(#^.^#) パーリーしちゃう?
看護師「チチさん、ここ覚えてますか?
前回はここで手術したんですよ。」
(・ω・)。。。全然覚えてない。
だってアタシ、意識不明だったからな
(´・ω・`)
できることなら、「はい!覚えてます!久しぶりだー!懐かしいなー♪」
ってエキスパート看護師とキャッキャッして盛り上がりたいところなんだけど。
今はナーバスチチ。
口数少なく笑顔も引きつってるし表情は硬かっただろう。
おとなしく待つ私に医師が2人近寄ってきた。
おい。まじかよ。私にプロポーズする気か?
頭下げて「よろしくお願いします!」って言われても気持ちには応えられない。。。
だってアタシ結婚してるんですもの。。
先生たち、ごめんなさい(シクシク(泣))
チチ劇場閉幕。
私の優しいスーパードクターの主治医と、知らない医師だった。
私の右手首に触れ脈を探している。
温かい手で触れられ、緊張がやわらぐ。
ずっと触ってておくれ(^。^)
私は冠攣縮性狭心症を発症している可能性があったから、血管が細くなっていて右手首の動脈に触れれなかった。
かろうじて左手首で触れることができたため、医師は決めた。
左手首からカテーテルを挿入しよう!
急性心筋梗塞で運ばれた時は、右足首からカテーテルが入れられた。
緊急時は足からのようだ。
なぜだかは分からない(`・ω・´)
主治医「今から血管にカテーテルを入れて心臓を見てみるけど、そのまま手術になることもあるからね」
私「はい、よろしくお願いします。先生がやってくれるのは心強いです。」
主治医「ニコー(^−^)」
〜〜〜私の頭の中〜〜〜
手術だって!?
聞いてないよー!!
いや、聞き逃してたのかな!?
手術!?
こわいよこわいよー(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
手術台に移動し、スタッフに囲まれた。
10人くらい?
看護師「チチさん、これから検査が終わるまで動かないでください。
動かしていいのは目だけです。
造影剤が血管に入ると体が熱くなったりしますが大丈夫です。
ゆっくり呼吸してください。」
患者になってほんと思うようになったのだけど、たくさんの人のおかげだよね。
仕事してると医療者側だから考えたことなかったけど、患者になると医療者がよく見える。
1時間で済む検査にこんなに人が携わってくれるのか。
心臓の検査だから急変時の要員もいた。
前回はこの場所で、この人たちが手術してくれて、助けてくれたんだよね。。。
感慨深いな〜と思ったのは一瞬だけ。
左手首に麻酔が打たれた。
痛ってーーーーー!!!!
痛いよ痛いよー!!
心の中で痛みを叫ぶ。
動けないしゃべれない。
カテーテルが左手首にある動脈に入った。
挿入する時グリグリされている。
痛ってー!痛て痛て痛て痛て!!
こんなに痛いのー!!
触られてる感覚が残る程度の麻酔って言ったじゃんかー!!
なんでこんなに痛いんだよー!!
痛みで呼吸が早くなってたようだ。
エキスパート看護師が、
「チチさん、ゆっくり呼吸しましょうねー。
吸ってー吐いてー吸ってー吐いてー。
そうです。上手ですよー。ゆっくり呼吸してくださいー。」
って言いながら肩を優しくさすってくれた。
エキスパート看護師さん、アイシテル。
検査中は痛みがなくなった。
天井しか見えてないから、左手首らへんで何かされてるなーくらいの感覚だった。
医師たちは心臓を見て分かったようだ。
主治医「 チチさん、やっぱり攣縮性狭心症でした。」
さすが私のスーパードクターだ。
先生12月の胸痛発作の時点で攣縮性狭心症かもって言ってたもんね(☆▽☆)
1時間経ち、いよいよカテーテルを抜いて検査終了となる。
カテーテルを抜く時、
痛ってー!痛て痛て痛て痛て痛て!!
痛いんだよー!!痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!!
麻酔打ったら痛くないって言った奴誰だー!!!!
皆さん、伝わっただろうか。
痛過ぎて仰向けで海老反りになった。
抜く時が一番痛かった_| ̄|○
落ち着いてから、手術台から病院用リムジンに介助されながら移動した。
くったくたやで!
病棟から迎えのリムジン運転手さんが来るまでエキスパート看護師とキャッキャッしておしゃべりを楽しんだ。
検査が終わったアタシ最強。
看護師「チチさん心筋梗塞起こすまで大変だったみたいですね! つらかったでしょー。」
私「私の倒れる前もご存知なんですか?
そうなんです。本当につらかったです!
何が起こってるか分からないまま倒れちゃって。」
看護師「そうだよね。不安だったよね。」
私は急性心筋梗塞で心肺停止になったんだけど、心筋梗塞の前兆が2ヶ月ほどあったのに病院行っても見過ごされていた。
胸痛発作以外の時は異常が見られなくて、自覚症状だけだった。
最悪の結果になったパターン。
けど、その日で最高のパターンにもなったのだけど<✧◝(⁰▿⁰)◜✧
エキスパート看護師と色々話し、迎えの運転手さんが来てくれた。
エキスパート看護師さん、おしゃべりに付き合ってくれてありがとうー!
バイバイバーイ\(^o^)/
病院用リムジンに移動し、病棟に戻った。
よし。やるべきことは終わった。
何日に帰れるかな。
私は面接に行かなければならないからなっ!
(`・ω・´)ゞ

いつも応援ありがとうございます。ブログランキングにポチッとしてくれると嬉しいです(^_^)/
まず、「心臓カテーテル手術」
この言葉に馴染みがなさすぎて終始ハテナ
カテーテル?動脈?はて。
心臓を見るのに 胸を切り開くんじゃないの❓
そもそもそこの認識間違いをしていた。
動脈から心臓までカテーテルがつたって、
(しかもつたっていってる感覚ないというから驚き)
心臓を見るとか!!
てっきりチチの胸には
でっけぇ切り裂かれた痕があるもんだと
思っていたぜ。
またひとつ勉強になった。
私の知識がなさすぎるだけ……❓
それは兎も角
絵よ。(笑)(笑)
うんうん、伝わるよ!伝わる!
手の伸び方異常だし胸から手が生えたり
腹から手が生えたり楽しいな!(笑)
わたしはチチのブログ好きよ。
アラレちゃんコメントありがとう!
私のおっ○いは無傷だよ!
確かに。言われて気付いた!
心臓カテーテル検査って普通はピンとこないよね。
今度白熱講義を記事にしよう。
伝わって良かった(#^.^#)
いつもブログの応援ありがとう。
励みになってるよ\(^o^)/