前回記事
スーパードクターの病状説明が終わり、「少しだけなら話して大丈夫です。後で看護師が迎えに来ます。」ニコー(^_^) 私の主治医から癒やしの微笑みが炸裂したところで扉は閉じられた。
ヒャッホーイヒャッホーイヒャッホーイ!!
ヒャッホーーーーーーーーーーイ!!!
YO!YO!YO!YO!
(※≧∇≦※)/
会いたかったよ会いたかったよ会いたかったよー!!!!
どうしてた!?何してた!?元気だった!?
夫君ごめんね大変だったでしょ!
ききちゃんも来てくれたのー!!嬉しいじゃんかー!!!ありがとうー!!!
と伝えたと思われる。
数本折れてる肋骨に響くから小さい声で。
人工呼吸器の影響による本間朋晃みたいなダミ声で。
大好きな2人が並んでる。
2人を見つめるのに目が足りない!
話した内容はまったく覚えてないけど、2人に会えて嬉しくて嬉しくて、幸せなひと時だった。
だいぶ時間が経ったと思う。
看護師が慌てて迎えに来た。
面会室に私がいることをすっかり忘れていたようだ。
もう少し忘れてて欲しかったが。
夫からスマホと御本を受け取り、2人にお礼を伝えて、次の再会を誓った。
夫「ちゃんと看護師さんの言うこと聞いてな。」
と言い、運転手付き4輪のリムジンで連れて行かれる私に、2人は手を振りながら見送った。
夫は、ききちゃんの旦那さんのケンタの車で送ってもらった。
面会中、チビちゃんは泣いて大変だったみたい。
ケンタ、ご協力ありがとう。
夫は帰宅してからききちゃんにLINEを送った。
夫
『今日も病院に来てくれてありがと!
ケンタにもお礼伝えといてね!
さっき弁当食べたけど美味しかったよ。
薄味も食べ始めたら全然気にならないくらい良い味付けだったよ。』
(薄味がどうした(-。-)y-゜゜゜)
ききちゃん
『今日は呼んでくれてありがとう!
チチにも会えてよかった!
ご飯も渡せてよかった!
マンゴーありがとねー!』
夫君、、、羨ましいじゃないか!!
ききちゃんの手料理美味しいんだよ!
私も食べたかった(・。・)
ききちゃんは、私の父から届いたマンゴーを受け取ったようだ。
2人とも気にかけ合って、、、、、
本当に本当に、ありがとう(╥_╥)
マンゴー美味しいよね(´;ω;`)
スマホを受け取った私はききちゃんとりりちゃんと3人のグループLINEにすぐ連絡した。
2人ともすごく喜んでくれてた。
『私が意識戻りたての時に看護師が、「まだ時々会話のつじつまが合わないことがありますが、、、」って言ってたけど、りりちゃんが「通常運転だね!」って言ってて笑った』
と、ききちゃんが言うもんだから、私も笑っちゃって肋骨に響いた。
おしゃべりできない環境はちょうど良かった。
人工呼吸器使ったから声帯は傷ついてるし、心臓マッサージした時の圧迫で肋骨が何本か折れていたから笑ったり動くとイテテテテテテ!だった。
日に日にできることが増えていき、リハビリも楽しく、病院食は美味しく、夫とも毎日連絡取り合えて、夫が送ってくれる黒猫太郎たちの写真を眺めながら寝落ちし、希望に溢れた入院生活だった。
だがしかし、私のミラクルハート❤️は、今まで通りにはいかなかった。